ろりすか文学館・作品インデックス
トップページに戻る
ss-01・ドキドキッ!!お外でうんち♥

ドキドキッ!!お外でうんち♥



「うわ〜んっ!このままじゃうんちもれちゃうよぉっ!!」

学校帰りの途中、通学路でわめいているのは紺野クミちゃん。
小学3年生の女の子です。さっきからおなかがぐるぐる鳴って
具合悪そうです。どうもお昼の給食で友だちが残した牛乳と
病気で欠席の子の分のフルーツゼリー(と牛乳もう一本)まで
一人で一気に食べてしまってちょっとおなかを壊してしまった
みたいです。

「もう…がまんできないよぉっ…」

クミちゃんは真っ青な顔で今にももらしちゃいそうです。

「クミちゃん牛乳飲みすぎだよぅ…もうちょっとで公園だから
がんばってもうちょっとがまんしようねっ…」

友だちの緑沢森佳ちゃんがはげましてくれていますが、
実は森佳ちゃんの方もさっきからうんちしたいのをガマンして
いました。ただしこっちは便秘で3日もうんちが出てなかった
のが、今日ようやく出ようとしている所だったのですが…

2人はやっとの思いで公園にたどり着きました。

ところが公衆トイレに行ってみると、入り口の所に

”使用禁止”


の看板が…ご丁寧にロープまで張ってあったので字が読めない
2人でも一目で中に入れないことがわかります。

ぐりゅぐる…ぎゅるるるるる〜〜〜

「やっだめっ…もれちゃうよぉ〜っ」
「わっわたしも〜っ…もう…ダメかも…」

でも公園では何人かの小っちゃい子が遊んでいます。こんな所
でおもらしなんかしたら、それもうんちおもらしなんかしたら
ランドセルしょったお姉ちゃんなのにと笑われてしまいます。
2人は最後の力をふりしぼってトイレの裏側に行きました。

「もりかちゃん、もう、ここでしよっ。ここならきっと見え
 ないよっ。」
「う、うんっおトイレに入れないんだから…
 しょうがないよねっおもらししちゃうよりはいいよねっ?!」

森佳ちゃんはそう自分に言い聞かせるようにつぶやきました。
クミちゃんはむしろ堂々としたもので、誰かに見られるかも
知れないのも構わず、すぐにスカートをまくってパンツを
おろし、しゃがんで

「ん…っ!」

と息みはじめました。するとすぐさま

ブリッ!ぶびブじゅブリブリブリッ!


と大きな音と共にやわらかめのドロドロうんちがクミちゃんの
かわいいおしりから勢いよく飛び出しました。辺り一面に
すっぱい下痢ピーうんち特有のにおいがたちこめます。

森佳ちゃんもクミちゃんの勢いにつられて思わず同じように
パンツをおろしてしゃがみこみました

ぷす〜っぷぴっ!


かわいらしいおならの音がして、森佳ちゃんは恥かしく
なりましたが、もう止められません。

「うん…ん〜〜っ!」

思いっきり顔を真っ赤にしてふんばります。

むり…ミチッぶりっ!みちむちムリッ!


花のつぼみみたいに小さくてかわいいピンク色の森佳ちゃん
のおしりの穴が大きく広がってみちみちっと太くて固い、
こげ茶色のうんちが出てきます。太さは直径3センチはある
でしょうか。次から次へとポロポロ出てきます。
クミちゃんの方は悪いうんちが出てすっきりしたのか、
おしっこまでしちゃってます。クミちゃんは森佳ちゃんと
顔を見合わせるとえへへっと恥ずかしそうに笑いました。

「お外でうんちするのって恥ずかしくってドキドキするけど、
 なんだかきもちいいねっ♥」
「え〜っドキドキはするけど…恥ずかしいだけだよう…
 何か心ぼそいし…くさいし」

森佳ちゃんは不安な様子。3日分の太いうんちを全部ひり出
して、おなかはスッキリしたのですが、そのあまりのうんち
の量とにおいに、誰かが気付いてうんちしてるのがばれて
しまうかもと心配になったのです。でもクミちゃんは何でも
ないような顔でポケットからティッシュを出すと自分は
おしり丸出しのままでいきなり森佳ちゃんのランドセルを
押して四つんばいにさせてしまいました。

「きゃっ!?なにっなにすんのっ?」
「じっとしてて、おしりふいてあげるね。」
「やっいいよっ自分でできるからぁっ。」

そのあとはお返しに森佳ちゃんがクミちゃんのおしりを
きれいにふいてあげました。友だちのおしりをふくのも
ふかれるのも恥ずかしいけれどもあまり嫌な気はしません
でした。森佳ちゃんはちょっとだけクミちゃんの言った事
がわかるような気がしました。

「でもお外でうんちしたなんてぜったい2人だけのひみつ
 だよ?だれにも言っちゃダメだからねっ」
「うんっ!でもまたもりかちゃんといっしょにうんち
 見せっこしたいなぁ」
「やだぁっクミちゃんのえっち!」

2人が帰った後もしばらくふたつの茶色い小山からは
ホカホカと湯気が立っていました。






























































































解説&あとがき

という訳でweb上では初めて書いたSSです。(小説自体は
10年ぶり、ろりすかSSは20年ぶり位になります。)
なんと1日で書き上げました。結構今までにあちこちで
読んでたSSの文章表現の蓄積があったので、割と
すんなり書けました。ちなみに、ここに使った元の絵の
方も比較的初期の頃に描かれたものでした。まだそんな
に背景を描き込んでなかったので、後付けで公園の公衆
トイレの裏手という事にしました。絵のシーンにたどり
つくまでとその後どうやって終わらせるかが今後の課題
になりそうです。